コレクション
所属作品目録
婦人像
寸法:46.6×29.5 制作年:1930年 技法:リトグラフ・手彩色 画材:紙
作家名:三岸好太郎(みぎしこうたろう) (1903~1934)
札幌に生まれる。独学で絵を学び、大正12年19歳で春陽会賞受賞。天才的画家として一躍脚光を浴びる。ルソー風な素朴な人物画から南画風の静物を経て、フォーヴィズム風の新しい表現を取り入れた道化師・マリオネットの異国調、更に繊細な線による抽象的な構成、そして晩年は蝶と貝殻をモチーフとした、独自のシュールリアリズム等々。僅か31歳で夭折しながら、天才的な詩的センスを駆使し、絶えず新しい様式に挑戦した美術史上で光彩を増した画家。夫人は画家三岸節子。
この絵は石版画で彼自身手彩色したものであるが、清新な浪漫叙情豊かな後期の作品である。
ご利用案内
- 開館時間
- 午前9時~午後5時
- 観覧料
- 一般:520円 学生:260円
団体割引(20人以上):大人420円、学生210円 - 休館日
- 毎週月曜日
(祝日の場合は原則翌日振替)
12月29日から翌年1月3日まで